癖になる数字パズル「ドクター・サム」なぜか続けてしまう

 動物パズルゲーム「ズーキーパー」で有名なKITERETSU社が新しいゲームアプリをリリースしました!
今回のリリースされたゲームアプリは「ドクター・サム」という数字系パズルゲームとなっています。

ドクター・サムの遊び方

まず、基本的な遊び方ですが、枠外にある数字にパネルの合計を一致させることでクリアとなります。
シンプルなルールながら、パネルを動かせる回数が決まっているのでなかなか集中して続けてしまいます。

ドクター・サム遊び方1
ドクター・サム遊び方2
ドクター・サム遊び方3
ドクター・サム遊び方4

パズルゲームなのですが、意外にダウンロード容量が大きかったので不思議でしたが、プレイしてみて分かりました。
ステージが増えていくごとにパネルのルールが増えていくんです。これだと確かに自然とボリュームが増えていきますね。

 例えば、固定パネルに関してはその名の通りパネルを移動させることが出来ず、回りのパネルを上手く動かしていくのを考えないといけません。

ドクター・サム「固定パネル」

 また、プラスマイナスパネルというパネルもあり、タップをすると書かれている数字がプラスマイナスで切り替わるのですが、気を付けたいのは切り替えただけでワンターンを使ってしまうので貴重なターン数を使うことになります。また、厄介なのがプラスマイナスパネルがあるにも関わらず結局切り替えずにクリアしないといけなかったりと引っ掛けの要素もあります。

ドクター・サム「+−パネル」

 このように多くのパネルの種類を把握しながらゲームを進めていくことになります。ナンプレ好きの方は、結構ハマりそうです。
 また、UIがかなりスタイリッシュで洗練されています。フラットなデザインなのですが、イエローを基調としているからかインパクトがあります。

ドクター・サムのマネタイズについて

 ここからは、アプリの遊び方は関係なく、ドクター・サムのマネタイズやアプリの方針などを予測していこうと思います。

 ズーキーパーでは課金システムが設けられていたので、そこでマネタイズされていたと考えられますが、今回のドクター・サムでは数字パズルのため課金要素が付けづらいからかステージのクリア後に他のアプリインストール広告が表示されます。KITERETSU社としても無料アプリの課金に頼らない収入源を試しているような状況だと考えられます。

 正直、洗練されアプリデザインからいきなり質素なアプリ広告が出現するのは驚いてしまうのですが、企業の新たなマネタイズに挑戦している姿が見えるので頑張って欲しいです。

 ただ、このドクター・サムの難点は、後半にかけルールがかなり多くなってきます。
パネルのルールを全て覚え、パズルを解いていくというのは難易度がグッと上がっていくので、ユーザーのプレイ率がグッと下がらないか心配です。
個人的には、途中で出現するタイムトライアルが緊張感があるなかパズルを解くことができ、楽しめました。

なので、ルールを増やしすぎず、ルールを絞った上でタイムトライアル形式でスコアを競うというゲームスタイルという方向性の案もあったと考えられます。
 どちらかというとズーキーパーもタイムトライアル形式なので得意なスタイルだと思うのですが、ゲームの待機率や実験的な意味合いも含めて今回のドクター・サムを仕上げていったのかなと考えられます。

 なので、今回のドクター・サムはKITERETSU社の新たなスタイル確率と実験性の高いゲームアプリであり、ユーザーの反応がどうなるか興味の高いアプリです。